以前、消費税のインボイス制度について
概要を説明しました。
ただ、実際に準備を進めるうち
難しい問題が多くある気がします。
例えば、現在消費税を払っていない
年間売上1000万以下の個人事業者と
多く取引のある会社さん。
多くの場合、会社側としては
納める消費税額に影響するため、
取引先の個人事業の方に
次のような依頼をするかと思います。
1、インボイス登録をしてもらい
消費税を納めてもらう
2、インボイス登録しない場合は
会社側が負担する消費税相当額の
値引等交渉を進める
素直に1を選択してもらい
今まで通り取引するのが
一番簡単で手間なしかと思います。
ただ、消費税負担がなかった方が
インボイス登録をして、
年間で数十万の負担をすることを
選択するでしょうか。
しかも、この話を税務署からではなく、
会社負担で行わなければならないという
何とも微妙な状況。。
値引き交渉にしても、
やり方を間違えると下請け法など
関係法令に引っかかる可能性も。
制度を導入するならば、
税務署側がある程度責任をもって
なるべく納税者の負担を
減らしてほしいと思います。
正直、こんな話するのイヤですよね汗
取引先の皆さんにするの。
公開日:
関連記事
-
即買いしたアイテム3選
最近会社で購入したもののうち、 特に気に入ってるものを3つほ …
-
40代最後の誕生日の過ごし方
こんにちは今晩は、 代表税理士の庄司です。 こ …
-
今更ながらAIについて
こんにちは今晩は、 代表税理士の庄司です。 弊 …
-
個人事業税について
ほとんどの方は関係ないですが 「個人事業税」という 都道府県 …
-
日商簿記1級合格!
今週非常に嬉しい知らせがありました。 うちの会社の女性社員の …
-
小切手や手形も、もはや過去のものなのか
11月より小切手や手形の 取立手数料が大幅に増えました。 & …
-
建築基準法も必要です
こんにちは今晩は、 代表税理士の庄司です。 「 …
-
それでも怒ってしまう
お盆中は時間があったので、 ネットなどで見かけた本を 何冊か …
-
壺算
先日、金沢へ行ったのですが、 北陸新幹線で暇になり たまたま …
-
おいしいお昼ご飯
以前、そば屋さんの写真を載せたところ ほんの一部から反響が大 …